2020.12.01
令和2年11月29日、徳島県神社庁海部支部神宮大麻暦頒布始奉告祭を斎行し、先日徳島県神社庁長から県内各支部へお授けになりました神宮大麻及び暦を海部郡の各お宮の総代さんへお授けいたしました。
新しい年を迎えるにあたり、新たに神社から受けたお神札を神棚にお祀りします。 神社から受けるお神札には、伊勢神宮のお神札である神宮大麻、氏神様のお神札、台所にお祀りする三方荒神のお神札などがあります。
年の区切りにあたるこの時期に、神社より新しいお神札を受けることにより、御神霊の力、恩頼(みたまのふゆ)を戴き、新しい年もご家族の皆様 が無事であるように祈念します。
新しいお神札は、総代さんに頒布していただいていますので、各総代さんへお問い合わせいただくか、宮司までご連絡下さい。
今までお祀りしていた古いお神札は、初詣の際、当社にお持ちよりいただくか、毎年1月15日に大浜海岸で 行うどんと焼き(左義長)の際にお持ち寄りください。どんと焼きにて焚き上げます。
神宮大麻(天照皇大神宮)を一番上に、次に氏神さま(日和佐八幡神社)の神札、次にその他の崇敬 されている神社の神札を重ねて納めます。
神棚に向かって中央に神宮大麻(天照皇大神宮)、右側に氏神さま(日和佐八幡神社)の神札、左側にその他の崇敬 されている神社の神札を納めます。
家の内でも家族が集まる清浄なところを選ぶようにしましょう。一般的には、清らかで明るく、静かで高いところに、南向き、あるいは東向きにおまつりするのがよいと言われ、座敷におまつりすることも多いようです。
しかし、今日の住宅事情では、このような場所が見当たらないことも多く、どのようにおまつりしたらよいのか判らないという声があります。
こうした場合は、家族が親しみを込めて、毎日お参りのできる場所を第一に考えるとよいでしょう。何よりも、尊ぶ心を持って、日々丁重におまつりすることが大切です
「注連縄(しめなわ)」は神社などに見られるように、神聖な区域に懸け渡し、内と外を隔てて、不浄にふれさせないために 用いられるものです。紙垂を垂らすというのも、注連縄を目立たせて、縄の所在をはっきりさせる目印の意味があります。
注連縄は、その形状によって大根注連(だいこんじめ)、牛蒡注連(ごぼうじめ)といった種類がありますが、 いずれも新しい藁(わら)で左綯(ひだりない)にして作ります。 神棚に取りつける際には向かって右に太い方、左に細い方が来るように して、これに紙垂を四垂(よたれ)はさみ込んでください。
正月を迎えるにあたって、12月13日に家の内外を大掃除することを煤(すす)払いいいます。 この煤払いが、12月13日に 行われるようになったのは、その日が正月の「事始め(ことはじめ)」という正月の準備を始める日だったことからといわれています。
そもそも煤払いとは、単なる掃除ではなく、煤をおとすことで、一年間家族が無事に過ごせたことに対する感謝と新しい 年も平穏な一年となるように願う宗教的な行事です。
日和佐八幡神社 宮司 永本 金二
電話:0884-77-2474
E-mail:info@hiwasahachiman.com