新着記事ARTICLE

コロナ禍のいま、できることを

2020.11.28

未来のために 今 できることを

令和2年度日和佐八幡神社では、世界中で猛威を振るう新型コロナウィルスの影響により、お祭りに参加される皆様の安全の確保が難しいことから、恒例の神賑行事の全てを自粛し神事のみ執り行うこととしました。

しかしながら、こうした時勢の中でもお祭りを軸としてできることをやっていこうと、氏子中が活動を行っております。

一.秋祭りポスター製作

神事のみ斎行の本年の秋祭りですが、例年どおりポスターを製作し町内の商店等を中心に掲示して、これからの秋祭りをはじめ新型コロナウィルスとの共存を感じていただいています。

未来のために今、できることを ポスター

一.子ども太鼓教室

来年以降も見据え、恒例の子ども太鼓教室を開催。太鼓一台に一人など、コロナ対策を行った上での太鼓教室を開催し、日和佐小学校三~六年生の六名の児童が参加してくださりました。

一.コロナ禍の中での大神様の神靈町内巡幸

コロナ禍の中、当社秋季例大祭では、恒例である大神様の神靈をお遷しした御神輿の町内巡幸、八台のちょうさの町廻り、五台の子供みこし、ギャルみこしの町廻り、さらには本祭りでの御旅所までのお浜出で・宮入りを始めとする全ての神賑行事を自粛としました。

総代会長をはじめ総代会役員の皆様にご協力をいただき、特製の神籬台(ひもろぎだい)を調製し、大神様の神靈をお遷しして、例年どおりの道程で神靈町内巡幸を行いました。新型コロナウィルスの終息と氏子の皆様のご多幸を祈願し、コロナ禍でもできる範囲でのご奉仕を執り行いました。

一.日和佐太鼓創作会サプライズ演奏

コロナ禍による全ての神賑行事の自粛を受け、日和佐の秋は太鼓の音がないのは寂しいと憂う、日和佐太鼓創作会の面々が当社に隣接する日和佐町民グラウンドに建つ避難タワーの最上階から演奏を行いました。

日和佐太鼓のメンバーが打ち鳴らす太鼓の音霊と声の言霊で、ちょうさの替わりに、町内や氏子の皆様のこの一年間の罪・穢を祓い清めていただきました。

一.オンラインによるちょうさ担ぎ手交流会

毎年、秋祭りの各町のちょうさの担ぎ手としてお手伝いをしていただいている、徳島大学・徳島市立高校をはじめとする『とくしま異文化キャラバン隊』の皆様も本年は秋祭りに参加できないことから、徳島市立高校と美波町役場、そして日和佐八幡神社をオンラインで結び、学生の皆さま・太鼓若連中・ちょうさ保存会会員・当社宮司が交流を図り、来年は是非開催できればぜひ参加することを約束してくれました。

 

一.『日和佐ちょうさ東京へ行く』オンライン交流イベント

明治神宮鎮座百年の令和二年の本年には、数々の奉祝行事が予定されており、その中で十月十七日に開催予定でした『全国神輿渡御』に地域を代表して桜町のちょうさが参加することとしておりましたが、コロナ禍のため中止となりました。しかしながら、当初から予定しておりました、東京の皆さんとの交流会はオンラインを活用してさらに、コロナ対策を取りながら開催いたしました。

徳島県情報発信拠点である渋谷「Turn Table」と美波町の城山交流施設及び桜町太鼓納屋をオンラインで結び、秋祭りの魂である太鼓のセッションや美波町クイズ、美波町を始めとする徳島県南グルメの試食などで交流を深めました。東京在住の方三十三名をはじめ日和佐側では太鼓若連中を始め二十名ほどの皆様に参加していただき、太鼓を叩きながら親睦を深めました。来年は是非日和佐でお会いする約束をいたしました。

一.境内でのコロナ対策を取った『結婚披露宴』

新型コロナウィルス感染症予防のため、三蜜対策を取りながら、当社境内を有効に活用して、町内の氏子で桜町太鼓若連中としても活躍してくださる新郎の強い意志と覚悟で、結婚式及び結婚披露宴を執り行ってくださいました。皆様のおかげで盛大にそして無事に行うことができました。

日和佐八幡神社では、氏子の皆様と共にコロナ禍の中でもできることを一つずつ行って、この新型コロナウィルスに負けないようにと思っております。

来年には笑顔で秋祭りができますように!!

日和佐八幡神社
日和佐八幡神社総代会
日和佐八幡神社氏子青年会
奥河町・戎町・東町・西新町・本町・中村町・桜町・恵比須浜太鼓若連中
日和佐ちょうさ保存会
日和佐八幡神社敬神婦人会