2017.12.05
新しい年を迎えるにあたり、新たに神社から受けたお神札を神棚にお祀りします。 神社から受けるお神札には、伊勢神宮のお神札である神宮大麻、氏神様のお神札、台所にお祀りする三方荒神のお神札などがあります。
年の区切りにあたるこの時期に、神社より新しいお神札を受けることにより、御神霊の力、恩頼(みたまのふゆ)を戴き、新しい年もご家族の皆様 が無事であるように祈念します。
新しいお神札は、総代さんに頒布していただいていますので、各総代さんへお問い合わせいただくか、宮司までご連絡下さい。
今までお祀りしていた古いお神札は、初詣の際、当社にお持ちよりいただくか、毎年1月15日に大浜海岸で 行うどんと焼き(左義長)の際にお持ち寄りください。どんと焼きにて焚き上げます。
神宮大麻(天照皇大神宮)を一番上に、次に氏神さま(日和佐八幡神社)の神札、次にその他の崇敬 されている神社の神札を重ねて納めます。
神棚に向かって中央に神宮大麻(天照皇大神宮)、右側に氏神さま(日和佐八幡神社)の神札、左側にその他の崇敬 されている神社の神札を納めます。
家の内でも家族が集まる清浄なところを選ぶようにしましょう。一般的には、清らかで明るく、静かで高いところに、南向き、あるいは東向きにおまつりするのがよいと言われ、座敷におまつりすることも多いようです。
しかし、今日の住宅事情では、このような場所が見当たらないことも多く、どのようにおまつりしたらよいのか判らないという声があります。
こうした場合は、家族が親しみを込めて、毎日お参りのできる場所を第一に考えるとよいでしょう。何よりも、尊ぶ心を持って、日々丁重におまつりすることが大切です
「注連縄(しめなわ)」は神社などに見られるように、神聖な区域に懸け渡し、内と外を隔てて、不浄にふれさせないために 用いられるものです。紙垂を垂らすというのも、注連縄を目立たせて、縄の所在をはっきりさせる目印の意味があります。
注連縄は、その形状によって大根注連(だいこんじめ)、牛蒡注連(ごぼうじめ)といった種類がありますが、 いずれも新しい藁(わら)で左綯(ひだりない)にして作ります。 神棚に取りつける際には向かって右に太い方、左に細い方が来るように して、これに紙垂を四垂(よたれ)はさみ込んでください。
正月を迎えるにあたって、12月13日に家の内外を大掃除することを煤(すす)払いいいます。 この煤払いが、12月13日に 行われるようになったのは、その日が正月の「事始め(ことはじめ)」という正月の準備を始める日だったことからといわれています。
そもそも煤払いとは、単なる掃除ではなく、煤をおとすことで、一年間家族が無事に過ごせたことに対する感謝と新しい 年も平穏な一年となるように願う宗教的な行事です。
日和佐八幡神社 宮司 永本 金二
電話:0884-77-2474
E-mail:info@hiwasahachiman.com